今再び熱い「コンブチャ」どんな飲み物?健康効果は?再び世界中で関心が高まっているコンブチャについて

美容や健康にいいと近年注目されている「コンブチャ(Kombucha)」。
コンブチャのことを知らないという方は、「昆布茶?」「???」と疑問に感じている方もいらっしゃるかも知れません。

昆布茶ではなく、コンブチャ。実は、古くから飲まれている発酵食品の一つです。

腸内環境の状態が健康に大きな影響を与えるというのは、今や世界中で常識となる中、発酵食品は国内外でも関心が高まっています。

コンブチャはアメリカでは、2010年頃からセレブリティや健康に意識の高い方たちなどに支持され、日本でも数年前から人気のある発酵飲料。

すでにご存じの方も多いコンブチャですが、その市場はどんどん成長し2019年で16億7000万米ドル(2021年4月20日現在、日本円で約1811億6700万)の価値があり、2027年までに24億米ドルまでに達するとされています(Kombucha Market Size, Share & Trends Analysis Report,GRAND VIEW RESEARCHより)。

このように、これからもまだまだその認知も人気度も上がるだろうと予想されているのがコンブチャです。

コンブチャって何?

コンブチャとは?

コンブチャとは、お茶(紅茶)やコーヒーに糖類を加え、酵母である「スコビー」を入れて発酵させた微炭酸の発酵飲料です。
発酵する過程で発生する微炭酸や、自由に好みの味にアレンジでき、味も飲みやすくおいしいことも人気の理由です。

発酵による有機酸や乳酸菌、酵素、アミノ酸、ビタミンC・B群が含まれ、整腸作用や体に有用な効果が期待できるということから、健康へ関心の高い世界中の人たちから注目されています。

特に日本人は一人一人が健康意識が高く、昔から家庭で発酵食品を仕込むという風習もあり、また近年自家製で発酵食品(調味料)を作る方も多いことも再び火が付いた理由です。

実際に自宅で作り飲んでいる方たちに聞くと、便秘が改善された、お肌の調子もよくなったなどの声もあり、単なる一時的な流行としてではなく継続して取り入れたいと考えている方も多いようです。

コンブチャの歴史

コンブチャは、2000年以上前に中国で生まれ、健康を手助けするもの、消化を助ける飲み物として利用されていました。その後、何世紀にも渡って交易路を通じて広まり、自家製の飲み物としてモンゴルやロシアでよく飲まれるようになったといわれています(実は、西暦400年ころ、コンブチャは韓国経由で一度日本にも渡ったという説もあります)。

そして、だいぶ月日が経ち、1970年代に日本でも「紅茶キノコ」としてブームに。コンブチャは分からないという方も、紅茶キノコなら知っているのでは!

残念ながら、当時紅茶キノコは一時的なブームで終わり、下火に・・・
その時は日本には定着せず、後々韓国やアメリカなどで注目され、数年前から再び日本でも人気に!自家製で楽しむ方たちが増えています。

コンブチャの健康効果は?

kombuchaボトルpixabay

美容や健康ににいいといわれるコンブチャですが、その効果はどうなのでしょうか?

①代替品におすすめ

まず、健康上の利点としてソーダなどの炭酸飲料やジュース、清涼飲料水などの代替品として飲まれるようになっていることがあげられます。

甘い人工甘味料が豊富に入っている飲み物を日常的に飲むというのは、言うまでもなく健康的ではありませんよね。

最近では飲みきりサイズのボトルタイプも出回るようになったことから、微炭酸で飲みやすいコンブチャはそういった飲み物(嗜好品)の代替品としてもさらに、注目度が高まっています。

自家製コンブチャの場合は、どんな砂糖(甘味料)やお茶(コーヒー)を使用するか、その質や量によっても健康を左右するので、使う素材にも気を付けたいものです。

②プロバイオティクスの有用性

もうひとつの利点として、コンブチャに含まれているプロバイオティクスの有用性があげられます。

プロバイオティクスについては、腸の健康に有用な働きをするということが科学的にも証明されていることは、多くの方がご存じだと思います。

そのほかの健康上のメリットとしては、コンブチャに使用するお茶の効能もありますし、有機酸の有用性もあげられます。

③参考として、研究報告から

また、健康機能性についてはラットを使った研究で、2012年2型糖尿病に役立つ可能性が証明されています。さらに、2014年の研究では抗酸化物質が豊富なコンブチャを飲むことで、肝臓の健康を促進することや、肝臓の炎症を軽減するということがわかっています(MEDICAL NEWS TODAYより)。

一部、極端な健康機能性を謳っているメディアや事業者なども見かけますが、いくら体によいといわれているものでも「適量」が大切ですし、もちろん合わないという方もいるでしょう。

発酵食品はお薬とは違います。病気を治療するためではなく、日常的においしく楽しんで取り入れることをおすすめします。

コンブチャに含まれるカフェインについて

コンブチャを作るときに、コーヒーや紅茶、お茶などを使います。そのため、コンブチャには微量のカフェインが含まれています。

通常のお茶カフェイン量の3分の1程度が発酵後に残るといわれていますが、これは一般的にほとんどの人の健康に影響のない量とされています(Is Kombucha Healthy? Here’s What Experts Say, TIMEより)。

それでも気になる方は、少し控えめにしていただくとよいです。

おすすめのコンブチャドリンク

最近では飲みきりサイズにボトリングされたコンブチャも多くみられるようになりました。
ここでは国内のコンブチャメーカーのものをご紹介します。どちらも素材、原料にこだわった安心していただけるコンブチャです。

●ブルワー仕込みのコンブチャ KOMBUCHA SHIP

Kombuchaship
(画像 KOMBUCHA SHIPウェブサイトより)

KOMBUCHASHIP:https://oks-kombuchaship.com/lineup/original/

●ハンドクラフトコンブチャ PLUS KOMBUCHA

PLUS KOMBUCHA
(画像 PLUS KOMBUCHAウェブサイトより)

PLUS KOMBUCHA: https://www.plus-kombucha.com/

●クラシックタイプのシンプルコンブチャ ferment works KOMBUCHA


Ferment works KOMBUCHA
(画像 ferment works KOMBUCHA アマゾンより)

ferment works KOMBUCHA classic:https://amzn.to/3dANXWW
[国産無添加クラフトコンブチャ/紅茶キノコ/ストレートタイプ] 720ml

手作り派の方へ

Kombucha2次発酵(コンブチャ2次発酵のようす)

市販のものは手軽でいいけれど、正直日常いただくには少し高い・・・と感じている方も多いのではないでしょうか。
手作りすれば経済的な負担も少なくすみますし、自己流のアレンジを楽しむこともできます。暑い季節は水分摂取量も増えますし、お茶や水だけでなくご自宅での定番ドリンクとして作っておくのもいいですね。

普段から発酵食品を手作りして楽しんでいるという方はもちろんですが、初めての方でも簡単に作れるコンブチャは、フルーツを入れたノンアルカクテルにしたり、お料理に使ったりと好みにアレンジでき、その幅を広げる楽しさがあります。

ですが発酵食品は「生もの」なので、正しく管理し育てるということが重要です。気軽に誰でも楽しめる自家製のコンブチャですが、カビが生えたり腐ったりしないか不安、という方もいらっしゃると思います。

初めての方や以前作ったことがあるけれど上手に活用できなかったという方、おいしく楽しめるアレンジ方法を知りたいという方は、一度必ず講師指導の下で作り方を学ぶことをおすすめします。

ぜひ自家製コンブチャ、安心安全においしく楽しんでみてください。

 

 

記事監修=ナチュラルアレルギーケア・アドバイザー楳村郁子

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