夏の間はとくに日焼け止めを塗っていても、日常的に日焼けしてしまいます。
近年、夏の日差しがきつく、日焼け後のケアに悩んでいる方も多いようです。
そんなときこそ、慌てずに、自宅で簡単にできるナチュラルケアを取り入れてみることをおすすめします。日焼けをしても、お肌を保湿し優しくいたわることで、お肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
今回は、アロマとハーブを利用した日焼け後のケア方法をご紹介します。
アロマで外側からナチュラルケア!
アロマの中には、お肌によい働きを持つものがあります。
- ラベンダー:抗炎症作用、瘢痕(はんこん)形成作用
- カモミールローマン:抗炎症作用、保湿作用
- ゼラニウム:保湿作用、皮膚軟化作用、瘢痕(はんこん)形成作用
- パルマローザ:皮膚炎、しわ
- ローズ:抗炎症作用、皮膚強壮作用
- サンダルウッド:抗炎症作用、皮膚軟化作用、保湿作用
- ローズウッド:保湿作用、抗炎症作用
これらのアロマをホホバオイルなどの植物オイル(キャリアオイル)に入れて、お風呂上がりにお肌に塗ります。そうすることで、肌が柔らかくなり、乾燥を防ぎます。
この中でも使いやすいのは、ラベンダー。
用途の広い万能選手です。
使用量の目安
すぐに使う場合は、ホホバオイル小さじ1に、ラベンダーを1滴加え、お肌に塗ってください。
帰宅後すぐにナチュラルケアをしたい場合には、化粧水などを塗ってからオイルを塗るとよいでしょう。
※アロマの原液を直接肌に塗らないでください。
オイルのベタつき感が気になる方は、フローラルウォーター(芳香蒸留水)を使ってみましょう。
フローラルウォーターは、精油を作る過程で採れる副産物です。その成分の一部が水に溶け込んだもので、ほのかに香りがする液体(水)です。
たとえば、ローズやカモミールローマンなどの花の精油は、お肌によいことがわかっていても高価なため、使うのを躊躇してしまったり、購入を戸惑ったりする方も多いのが実情。ですが、フローラルウォーターであれば、お手頃価格で購入できるので、気兼ねなく全身に使えます。
ハーブで内側からナチュラルケア!
ハーブティーには美容に嬉しいものがたくさん! 水分補給にハーブティーを取り入れることで、お肌の保湿と再生を促します。
- ローズヒップ:ビタミンCが豊富
- カモミール(ジャーマン):肌の炎症を抑える
- ルイボス:抗酸化作用
- ローズ:収れん作用
この中でもおすすめなのは、ローズヒップです。レモンの20倍ともいわれるビタミンCを含んでいます。ビタミンCはコラーゲンの生成にも関わる栄養素ですので、紫外線でダメージを受けたお肌にピッタリ。
お茶として飲んだ後は、その実も全部食べられるので、丸ごと栄養を摂れることも嬉しいです。
カモミールは市販の化粧品にもそのエキスが使われるほど、お肌への作用が期待できるもの。濃いめに煮出して化粧水として使うのもおすすめです。
好みの香りや味のハーブティーを選んで、飲んでみてください。ハーブティーには、上記のような働きだけでなく、リラックス効果も期待できるので、一息つきたいときにもおすすめです。
※アロマやハーブは医療品ではないので、シミを消す、シワを取るなどの効果はありません。
また精油には、光毒性のあるものもあるため、使用方法を間違えるとシミを作ってしまうこともあります。使用時には十分に気を付けましょう。
どんな日焼け止めを使ってる?
日焼け後のケアも大切だけれど、やはり事前の日焼け対策もしっかりおこないたい!
そんな方へ、お肌にも地球にもやさしく、日焼け止めとしても優秀なものを選んでみてください。
最近話題になっているものが、自然と調和した生活を送ることを目標として掲げる、カルフォルニア発のエコロジカル・ボディケアブランド「All Good」。
Eat Act Tokyoスタッフもここ2年ほど愛用中です。お値段もお手頃で、インターネットやコスメキッチンさんなど、多くのお店でも取り扱いされているので、手に入れやすいのもおすすめの理由です。
Eat Act Tokyo
紫外線吸収剤不使用、ナノ化成分不使用でオーガニック認証を取得しているほか、動物実験をおこなわないリーピングバニー、さらにはリーフフレンドリーであることも、日焼け止めを使用するうえで気を配りたいところ。べジタリアンの方でも使用可能なことも嬉しいです。
ALL good(オールグッド) オールグッド サンスクリーンバター 日焼け止め 白 28グラム (x 1)
ALL good(オールグッド) ティント サンスクリーンバター SPF50+ 日焼け止め 28グラム (x 1)肌色タイプ
紫外線吸収剤フリー | 遺伝子組み換え成分不使用 | グルテンフリー |
ベジタリアン処方 | ナノ化成分不使用 | 生物分解性 | リーフフレンドリー
日焼け後のナチュラルケアにアロマとハーブを、そして日焼け対策も、地球にも私たちにもやさしいものを上手に選びながら取り入れたいですね。
写真=photo AC