【自然にそった暮らし】第五十六候「地始凍 ちはじめてこおる」立冬・次候

今回は、自然にそった暮らし、七十二候の第五十六候「地始凍」について。
地始凍は、「ちはじめてこおる」と読みます。

七十二候は立冬の初候「山茶始開」から次候「地始凍」へ移りました。
いまの11月12日~16日ころになります。

七十二候は、自然に寄り添う暮らし方の知恵を紹介してくれています。
そのなかでも、EATでは旬の食材についてご紹介しています。自然にそった食べ方の参考にしていただけると嬉しいです。

二十四節気「立冬(りっとう)」

立冬とは、冬の気配が感じられるようになるころ。落ち葉や冷たい風が吹き、冬枯れの景色が広がりはじめます。
この日から立春の前日までが「冬」です。

七十二候「地始凍(ちはじめてこおる)」

新暦で11月12日~16日ころ。

地始凍とは、寒さで大地が凍り始めるころのこと。

11月15日は日本の伝統行事のひとつ、七五三です。
諸説ありますが、起源は平安時代といわれています。子どもの健やかな成長を祝い、祈願する七五三。
今では七五三で定番の千歳飴。千年まで長生きしてほしいという思いをこめて「千歳飴」と名づけられ、江戸時代に売られたものがはじまりといわれています。

旬の食材「ホウレンソウ」

旬の食材 ほうれんそう

ホウレンソウの旬は11月~1月。

和食のお味噌汁やおひたし、洋食のスパゲッティやポタージュスープ、お菓子のパウンドケーキやマフィンなど、多くのレシピに登場するホウレンソウ。

鉄分が豊富なことで有名ですね。ビタミン、ミネラル、カロテン、葉酸などが豊富な緑黄色野菜です。
ホウレンソウにも含まれているβカロテンは、強力な抗酸化作用を持つといわれ、体内でビタミンAに変換され、髪や目にもよいとされています。

ホウレンソウの選び方
葉の緑が鮮やかでピンとしているもの、根の付け根部分がふっくらとしているものを選びましょう。

ホウレンソウは乾燥に弱いので、新聞紙などで包んでから袋に入れ、野菜室に立てて入れ保存しましょう。生のまま冷凍もできますが、下茹でして小分けにしてから冷凍すると、お料理の際にすぐに使えて便利です。

旬の食材は栄養価も高く、一番おいしいとき!
皆さんはホウレンソウで何を作りますか?

「身土不二」暮らす土地の旬の食材をたくさんいただきたいですね!!

 

【七十二候とは】
日本には、一年を4つに分けた「春夏秋冬」のほかに、一年を24等分し季節を表す「二十四節気」、さらに細かく一年を72等分した「七十二候」という暦があります。
七十二候は、四季折々のできごとをそのまま名前にしていて、5日ごとに新しい季節に移ります。
日本人は昔から、七十二候を田植えや稲刈りなど農耕の目安にし、節分やお彼岸、土用など季節の節目を知る暦として使っています。今では私たちの暮らしの中に溶け込み、馴染み深いものも少なくありません。また、七十二候では、植物や生き物たち、旬の食材などが紹介され、こまやかな季節の移ろいを感じるとることができます。
気候変動によって気候の変化も大きい現代には、少しずれているところもあるかもしれませんが、自然に寄り添う暮らしを思い出させてくれる知恵がいっぱいつまっています。

参考:白井明大・有賀一広(2020)『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』角川書店.

 

写真=pixabay
文=板倉由佳

 

EAT

Eat Act Tokyo 編集部 I つくる喜び、たべる楽しさ『自然にそった食べ方、暮らし方』をテーマに季節の食材を使ったレシピや心地よい食べ方を発信。私たちにも、地球にも、やさしい食べ方や暮らし方をご紹介しています。

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