【自然にそった暮らし】第八候「桃始笑 ももはじめてわらう」啓蟄・次候

今回は、自然にそった暮らし、七十二候の第八候「桃始笑」について。
桃始笑は、「ももはじめてわらう」と読みます。

七十二候では「蟄虫啓戸」から「桃始笑」へと移りました。桃始笑は、啓蟄の「次候」です。
いまの3月10日~14日ころになります。

七十二候は、自然に寄り添う暮らし方の知恵を紹介してくれています。
そのなかでも、EATでは旬の食材についてご紹介しています。自然にそった食べ方の参考にしていただけると嬉しいです。

二十四節気「啓蟄(けいちつ)」

啓蟄とは、大地が暖まり土中の冬ごもりしていた虫などが穴の中から地上に出てくるころをいいます。
ひと雨ごとに春の陽気になっていく時期です。

七十二候「桃始笑(ももはじめてわらう)」

pixabay

新暦で3月10日~14日ころ。

「桃始笑」言葉を見るだけで、春を感じ、自然と優しい笑顔になってしまいますね。
桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめるころ。

昔は花が咲くことを「笑う」といっていました。

旬の食材「新玉ねぎ」

 

新玉ねぎ「桃始笑」photoAC

春先に出回る新玉ねぎは、とてもみずみずしくて辛味も少なく、生食に向いている野菜。
普通の玉ねぎは通年手に入りますが、新玉ねぎが出回る時期は春先~5月頃までなので、ぜひ旬の時期に楽しんでみてください。

新玉ねぎは水分が多く、あまり日持ちをしない野菜なので、数日以内(できれば1週間以内)に食べきりましょう。

健康機能性の高い「新玉ねぎ」の栄養素について

玉ねぎは「血液サラサラ」効果がある野菜として知られていますね。
玉ねぎに含まれている「硫化アリル」には、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞などの生活習慣病を予防したり、血圧を下げる効果があります。
また、血行促進作用もあるので体の巡りをよくしてくれ、冷え改善も期待できます。

玉ねぎには、非常に高い抗酸化作用のある「ケルセチンという栄養素も含まれています。
ケルセチンは、ポリフェノールの一種で紫外線から肌を守りシミしわを防いだり、抗炎症作用などもあります。

おすすめの調理法

新玉ねぎに含まれている硫化アリルは、熱に弱い性質を持ち、水に溶けやすいため、「生食」がおすすめです。
サラダなどがおすすめですが、その際水にさらしすぎてしまうと、せっかくの有用成分がなくなってしまうので注意しましょう。

スライスしてサラダに混ぜたり、みじん切りにしてドレッシングにしていただくのが新玉ねぎをおいしく、効果的にいただける秘訣です。

 

旬の食材は栄養価も高く、一番おいしいとき!
皆さんは新玉ねぎで何を作りますか?
「身土不二」暮らす土地の旬の食材をたくさんいただきたいですね!!

 

【七十二候とは】
日本には、一年を4つに分けた「春夏秋冬」のほかに、一年を24等分し季節を表す「二十四節気」、さらに細かく一年を72等分した「七十二候」という暦があります。
七十二候は、四季折々のできごとをそのまま名前にしていて、5日ごとに新しい季節に移ります。
日本人は昔から、七十二候を田植えや稲刈りなど農耕の目安にし、節分やお彼岸、土用など季節の節目を知る暦として使っています。今では私たちの暮らしの中に溶け込み、馴染み深いものも少なくありません。また、七十二候では、植物や生き物たち、旬の食材などが紹介され、こまやかな季節の移ろいを感じるとることができます。
気候変動によって気候の変化も大きい現代には、少しずれているところもあるかもしれませんが、自然に寄り添う暮らしを思い出させてくれる知恵がいっぱいつまっています。

 

参考:白井明大・有賀一広(2020)『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』角川書店.

 

EAT

Eat Act Tokyo 編集部 I つくる喜び、たべる楽しさ『自然にそった食べ方、暮らし方』をテーマに季節の食材を使ったレシピや心地よい食べ方を発信。私たちにも、地球にも、やさしい食べ方や暮らし方をご紹介しています。

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