季節の手仕事

ピリッと爽やか「実山椒の塩漬け」作り方

調理時間
1時間20分

毎年5月~6月頃になると出回るのが実山椒。痺れるような辛さと爽やかな香りがおいしく、くせになる「実山椒の塩漬けの作り方」をご紹介します。

山椒は日本で昔から親しまれているスパイスのひとつ。実山椒の塩漬けを常備しておくと、いろんなお料理にアレンジできるのでとってもおすすめです。ほんの少し料理に使うだけで素材が引き立ち、おいしくなるので重宝します。

5月~6月頃の旬の時期しか出回らないので、見かけたらぜひまとめ買いしてお試しください(冷凍保存も可能です)。

※調理時間は塩がとけるまでの日数はいれていません。

材料

材料
分量
実山椒
50g
5g(実山椒の10%の分量)
塩(茹でる用)
ティースプーン1杯
保存瓶
煮沸消毒したもの

作り方

1

キッチンばさみで実山椒の小枝をカットする(手で外してもよい)。枝を外した実は水に浸けておく(上記写真を参考にする)。このとき水に浸けるのは、枝を切り取った部分が変色しないようにするため。

2

お鍋に1リットルのお湯を沸かし、塩(茹でるとき用)を入れ、実山椒を茹でる。6~7分ほど茹で、実山椒が指で潰せるくらいになったらざるに上げる。

3

ざるに上げた実山椒を30分~1時間水にさらす。味見をして好みの辛さになったらざるに上げる。(私は1時間ほどがちょうどいいです)

4

ざるに上げた実山椒の水気を拭き取り、煮沸消毒した清潔な瓶に入れる。そこに塩を入れ、蓋をして軽く振り合わせる。

5

そのまま常温で2~3日置く。1日に1度は必ず振る。塩の粒がとけたら、冷蔵庫で7~10日ほど馴染ませて完成。冷蔵庫で約半年ほど保存可能。

6

メモ:たくさん作ってすぐに使いきれないときは、小分けにして冷凍保存すると、約1年持ちます。

ポイント

実山椒は色が変わりやすいので、購入したら早めに下処理しましょう。

たくさん購入した際は、茹でて水にさらしたあと、水分を拭き取り小分けにして冷凍保存しておくと便利です。
また、塩漬けだけでなく醤油漬けもおすすめです。

古くから日本で親しまれてきた山椒。旬の味覚と手仕事を楽しむヒントにしていただけたら嬉しいです。

 

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