【自然にそった暮らし】第二十一候「竹笋生 たけのこしょうず」立夏・末候

今回は、自然にそった暮らし、七十二候の第二十一候「竹笋生」について。
竹笋生は、「たけのこしょうず」と読みます。

二十四節気では「穀雨」から「立夏」へと移りました。竹笋生は、立夏の最後の七十二候「末候」です。
いまの5月15日~19日ころになります。

七十二候は、自然に寄り添う暮らし方の知恵を紹介してくれています。
そのなかでも、EATでは旬の食材についてご紹介しています。自然にそった食べ方の参考にしていただけると嬉しいです。

二十四節気「立夏(りっか)」

夏の始まりのこと。立夏から季節は「夏」へ移ります。
立夏は春分と夏至のちょうど中間です。
爽やかな風が吹き、青々とした緑が広がり、過ごしやすい季節です。

七十二候「竹笋生(たけのこしょうず)」

竹林

新暦で5月15日~19日ころ。

たけのこが顔をだすころといわれています。
ですが、たけのこは3~4月に店頭にたくさん並ぶという印象が強い方が多いかと思います。一般的に食べられているたけのこは、孟宗竹(もうそうちく)という種類で、3~4月に出回ります。

真竹(まだけ)という種類のたけのこは5月下旬に生え始めるので、この七十二候でいわれているたけのこは、真竹ではないかという説もあります。

旬の食材「たけのこ」

たけのこの旬は地域や種類によってさまざまですが、おおむね春から初夏です。
たけのこごはんや、煮物、お吸い物などでいただけますね。

たけのこを選ぶとき時は、小ぶりでずっしり、切り口がみずみずしいもの、皮が薄く黄色でつやがあり、乾いていないものがおすすめです。
収穫したてのたけのこは、茹でずにそのままお刺身でもいただけます。

伸びすぎたものや、収穫してから時間がたったものは灰汁(あく)が強くなりますので、たけのこはできる出来るだけ早く茹でましょう。

茹で方

  1. たけのこの先端を斜めに切り落とします。
  2. 皮をむきやすいように縦に切れ目を入れます(皮ごと茹でるので剥かずに)。
  3. たけのこ、米ぬか、鷹の爪、水を入れ、落し蓋をして40~1時間ほど火にかけます。
  4. 茹で汁に入れたまま冷まします。
  5. 数時間経ったら皮を剥き、水洗いします。保存する際は、水に浸した状態で冷蔵庫へ。

たけのこはカリウム、食物繊維を豊富に含んでいます。茹でたとき時に出る白い粒はチロシンというアミノ酸の一種なので、食べても問題ありません。

 

旬の食材は栄養価も高く、一番おいしいとき!
皆さんはたけのこで何を作りますか?

「身土不二」暮らす土地の旬の食材をたくさんいただきたいですね!!

 

 

【七十二候とは】
日本には、一年を4つに分けた「春夏秋冬」のほかに、一年を24等分し季節を表す「二十四節気」、さらに細かく一年を72等分した「七十二候」という暦があります。
七十二候は、四季折々のできごとをそのまま名前にしていて、5日ごとに新しい季節に移ります。
日本人は昔から、七十二候を田植えや稲刈りなど農耕の目安にし、節分やお彼岸、土用など季節の節目を知る暦として使っています。今では私たちの暮らしの中に溶け込み、馴染み深いものも少なくありません。また、七十二候では、植物や生き物たち、旬の食材などが紹介され、こまやかな季節の移ろいを感じるとることができます。
気候変動によって気候の変化も大きい現代には、少しずれているところもあるかもしれませんが、自然に寄り添う暮らしを思い出させてくれる知恵がいっぱいつまっています。

参考:白井明大・有賀一広(2020)『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』角川書店.

 

 

写真=pixabay
文=板倉由佳

EAT

Eat Act Tokyo 編集部 I つくる喜び、たべる楽しさ『自然にそった食べ方、暮らし方』をテーマに季節の食材を使ったレシピや心地よい食べ方を発信。私たちにも、地球にも、やさしい食べ方や暮らし方をご紹介しています。

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